今日、都市鉱山を事業として立ち上げようとしている方にお会いしました。 正直に言えば、私は今日初めて「都市鉱山」という言葉を知りました。「環境問題」として、太陽光発電やカーボンニュートラルなど、世の中には“エコ”と呼ばれる取り組みが溢れていますが、どこか胡散臭さや、実態の見えにくさを感じていたのも事実です。そこら辺は言いたい事山ほどあるけど今回は話がズレるのでやめときます。
しかし都市鉱山の話を聞いた瞬間、その印象がガラッと変わりました。 これは理想論ではなく、人の手で、現場で、確かに価値を生み出すリアルなエコだと感じたのです。
都市鉱山とは何かを簡単に説明すると、廃棄される家電や電子機器(PC、スマホ、携帯電話等)の中には、金・銀・銅・レアメタルなど、再利用できる資源が眠っていることはご承知のことと思います。ただそれをそのまま捨てたらただの「ゴミ」です。しかし丁寧に分解し、それらの資源を取り出すこと。例えばある基板に使われている金(Au)の量を採掘して取り出そうとすると、どれだけの山を削らなければならないか。都市の中で資源を掘り起こす。まさに“都市にある鉱山”なのです。
今日お会いした方の会社では、スタッフが「ネジ回しが愉しいから」と産廃を分解し、都市鉱山として資源を取り出しているという。 愉しいからやる。 その“愉しさ”が、結果として環境負荷を減らし、資源循環を生み出しています。
またそれと並行し、バラしたいろいろなものからアクセサリなどの(本当に想像もできなかった形での)姿に生まれ変わらせるリサイクルも行っています。
私はこの姿に、妙に胸を打たれたのです。太陽光パネルの設置や補助金の話よりも、「人が手を動かし、価値を取り戻す」 このシンプルで力強い営みこそ、本当のエコではないのでしょうか。
そしてこれからスタッフ一人ひとりが自分らしさを発揮し、輝ける場をつくる。 そのために働く環境を丁寧に整えようとしている。 労務の実務をしている私から見ても、これは簡単なことではありません。 それでも“愉しい会社”をつくるために手間を惜しまない姿勢に、深い敬意を覚えたのです。
都市鉱山は、単なるリサイクル事業ではない。 人の愉しさと、資源の循環と、地域のつながりが同時に生まれる。 今日初めて知ったが、これは間違いなく“本物のエコ”だと思いました。私自身、前職で廃棄物の担当も行っておりましたのでその辺の意識はある方だと思っていましたが、だからなおさら感銘を受けたのかもしれません。
私自身、こうした現場の取り組みを支えるお手伝いをしたいと強く思っています。末長いお付き合いになれば嬉しいものです。
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