社労士として大切にしたい価値観

 社労士としてこれからも人と対する限り、法律や制度の知識が必要ですし、それを求められる場面も多いと思いますが、それだけでは解決できない場面もこれまた多いでしょう。
だからこそ、私は「正確さ」だけでなく「誠実さ」と「現場感覚」を大切にしたいと考えています。
 何分開業したばかりの新米なので先輩諸氏から見れば「何を青臭いことを」と苦笑されるかもしれませんが、まあここは生暖かく見ていただければと(笑)

・法律は“道具”、人が“主役”
 社労士の仕事は、法律を扱う専門職です。
しかし、法律を守ることが目的ではなく、人が安心して働ける環境をつくることが本来の目的だと思うのです。条文をそのまま当てはめるだけでは現場が混乱することもあります。
 だからこそ、「この会社、この人にとって最も現実的で公平な形は何か」を考える姿勢を忘れないようにしたいです。
正論だけをかますようにはなりたくないな、と思っています。

・「リスクを減らす」より「信頼を積み上げる」
 労務管理はトラブルを防ぐための仕組みづくりですが、本質的には“信頼関係を守る仕事”だと思っています。
ルールを整えることはもちろん大事ですが、「社員が納得して働ける」「経営者が安心して任せられる」そんな関係性を支えることが社労士の役割です。言うのは簡単ですが難しいことは承知の上です。

・「わかりやすく伝える」ことも専門性
 カタカナ言葉や専門用語を羅列して相手がポカーンとしてる光景がありますが、意識の高いアレ大嫌いです。専門用語を並べるだけでは伝わりません。(伝える気もないのかもしれませんが)
 社労士の価値は、難しい制度を“現場で使える言葉”に変えることにあります。説明がわかりやすいだけで、相談のハードルはぐっと下がります。「話してみよう」と思ってもらえる存在であることが、何より大切です。
ここは特に頑張りたいところです。

・「正しいこと」より「納得できること」
 労務の世界、に限らず人が多数交じり合う場所では、正解が一つではない場面が多いです。だからこそ、私は「正しいこと」よりも「納得できること」を重視したいと考えています。
 経営者も社員も、納得して前に進める形を探す。その調整役こそ、社労士の真価だと思っています。それができるように早くなりたいですね。

・言い訳せずすぐ謝る。知ったかぶりしない、素直に教えを乞う。
 これまで会社員生活でも幾度となく失敗しましたが、その件について事情は説明しますが言い訳はしないよう心掛けてきました。「自分のせいではない」事にするのが上手い人ほど評価される世界線もありますが、それができません。誠意をもって謝って、許しが得られなければ仕方ない。
 知ったかぶりをするのも嫌いです。なぜなら相手にはそれがお見通しだからです。社労士の関わる社長さんや業務の責任者などひとかどの人にはそんなごまかしは通用しません。今はまだわからないことだらけですが、徐々にそれを埋めていきたいと思っています。

これからご縁のある方々には、当方の耳の痛いところなども忌憚なくご教示いただければありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

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