社労士試験のこと・2

 私が社労士試験に合格したのは2012年(平成24年)です。もちろん一発合格の訳もなく、何度心が折れたかわからない苦闘の日々でありました。
 一番最初に受験したのは2003年(平成15年)だったと思います。当時は雇用保険の教育訓練給付が受講料の8割まで補助されていましたので、資格学校も大盛況。せっかくなら使わな損、とばかりに私もLECの社労士講座を受講いたしました。そしてその年の受験は択一式44点のところ42点で、”惜しくも”不合格。
 ”惜しくも”と書きましたが、当時社労士試験を受けた方ならわかると思うのですが42点程度は実はちょっと真面目に勉強すれば比較的容易く到達できたのです(現在は難化しているのでそのハードルは上がってます)。しかしそこからの1点1点が限りなく重い。それを知らなかった私は「これならいつ再開してもいつでも合格できるわ」、そして「なかなかやるやんおれ」という中途半端な満足感とともに気持ちがフェードアウトしてしまいました。次の受験まで4年空くことになります。

 そして2007年(平成19年) 午前中の選択式試験のミスを午後の択一に引きずってしまい、基準にかすりもせずまたもや不合格。完全にやる気なくなっちゃいました。(笑)昼休みには絶対答え合わせをしてはいけない。
 その3年後の2010年(平成22年)、初回受験の際お世話になったLECの山川靖樹先生が予備校始める、しかも基本無料!!(当時)との事でまた勉強を再開しました。結構頑張ってその結果択一はなんと56点も取れたのですが、選択式国民年金で設問内容が全くノーマーク、しかも選択肢がほぼ数字。頭真っ白。選択式試験は分からなくても前後の文章のつながりから国語力で文言を選べたりすることも多いのですが、ほぼ数字ではそれもかなわずその問いでなんと1個も取れず、当然足切り不合格(当該科目1点救済)。しかし択一式で56点取れた自分に満足し、次の年につながるモチベーションを保つ事が出来ました。

 そして翌年(2011年)、絶対の自信を持って挑んだ私でしたが(そら前年56点取れてんねから)、まさかの択一式1点不足(45点/基準46点)。 前年と違い完全に気持ちが打ちのめされ、もう一回挑戦する意欲を全く失ったのでした。
 しかし年明け(2012年1月)に開催された、山川予備校新年会(大阪)で山川先生ご本人や気持ちを同じにする方々とお会いしたことでもう一度やってみようと思え、そして、今年ダメだったらもうやめようと。先生に「泣いた1点に笑う日が来る!」と基本書にサインをしてもらったものです。
 そんなこんなでなんとかその年、選択式、択一式ともに足切り無しの完全合格を果たせましたが、嬉しいよりも安堵した部分が大きかったなと思い出します。(今思い出しながら書いてて涙ぐんでます(笑))

 あの時あきらめずに続けられたおかげで、その後の人生の選択肢が一つ増えたことは計り知れない大きな財産です。そして当時お世話になった山川靖樹先生の社労士予備校。今の洗練された講義システムにも感心するけれど、あの当時先生自身がたった一人で手探り状態でつくられていたそれも、リアルなモチベーションとしてこちらに伝わってとても素晴らしかったです。

 もし受験生の方がこのページみてくださって、受験やめるかどうか悩んでるなら、もう一年だけ頑張ってみませんか?勉強続けるにはいろいろ犠牲にしなければならないものも多いので無責任なことは言えませんが、一つ確実に言えるのは、この試験は愚直に頑張ってれば必ず順番が来るってことです。

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